不正出血と女性の身体のサイクル

★不正出血と女性器の構造

生殖器の構造は性によって大きく異なる。

日本神道の記録である『古事記』の冒頭は、男性であるイザナギノミコト、女性であるイザナミノミコトが互いに柱の影から呼び交し、国生みをする場面から始まる。

イザナミがいう「なりあわぬところ」と言う語彙は、女性の生殖器の多くが体の中に隠される内性器であることを如実に示し(男性器はイザナギ曰く「なりあまれるところ」)古代人の性的なアイデンテティの論拠を示す貴重な資料だと言われている。

女性器はくぼみであると言う認識は洋の東西を問わず受け継がれてきた概念であり、フロイトなどが興した精神分析学では洞窟壺、鍵穴などすべてのくぼみは女性器を暗示するものとされている。

この場合、性器と呼ばれるのは膣及び子宮、そこにつながる卵管と卵子と言う命の記録カプセルの保管庫である卵巣を示し、陰唇等の外性器は殆ど無視されていると考えて差支えがない。

子宮は、受精卵を育むためのゆりかごの役割をする女性特有の臓器である。

子宮内部は少しいびつな漏斗とよく似た形状をしており、子宮体部、子宮頸部など各部位に分けられる。

子宮は右の卵管、左の卵管、下方の膣と言う3つの開口部を持ち、卵巣もしくは体外と接続している。

子宮、及び膣内は常に一定の温度が保たれ、各種の分泌液によってその表面を覆われている。

子宮体部は子宮内膜と言う3層からなる組織で覆われ、受精卵を育むための栄養はこの層に蓄えられる。

この内膜が他の分泌液と共に体外に排出されるのが月経だが、何らかの原因で勝手にはがれてしまうと不正出血の要因になると言われている。

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