不正出血の基礎知識

★不正出血の症状

不正出血の主症状は、やはり出血である。

疾患によっては、他に下腹部の痛み、下腹部に触った時に張りやしこりを感じることもある。

腫瘍ではなく、血流が滞って筋肉が緊張したことによって起きるものもある。

この場合しこりは温めたり揉んだりすると移動もしくは消失することが多い。

性器の発育不全、冷え、子宮筋腫や卵巣嚢腫、がんなどでよくみられる症状のひとつだと言われている。

また、膀胱炎などでも下腹部痛が生じることがあるが、排尿時に出血があった場合も下着が汚れるので不正出血と紛らわしいことがある。

他に不正出血と紛らわしいものとしては、腫瘍や痔核による肛門部からの出血(痔核の場合は鮮やかな赤、腫瘍の場合はどす黒い色のことが多い)や何かのはずみで外陰部に生じる外傷による出血などがある。

出血のタイミングや同時に出ている症状をよく観察して受診科を決めてほしい。

万が一間違えた場合でも、医師は歯科以外の全診療科を診ることができ、もし専門外だった場合は適切な科を教えてくれるので心配はいらないが、迷った場合はまず近くの内科を受診とよいようだ。

感染症による不正出血の場合、排尿痛、帯下の量の増加と陰部の悪臭等が出ることもある。

また、炎症性の疾患がある場合は体温が上昇し、血液検査において白血球の数が増大する等の兆候が出ることもある。

不正出血の血液の性状は多くの場合、通常の月経とは趣を異にすると言われている。

少ししか出ない、時期が通常の月経周期とは全く違う、他の分泌液が混じった色(ピンク等)をしている、出たりやんだりすると言った場合は、不正出血であることが多いそうだ。

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