不正出血の基礎知識

★不正出血の受診科

女性特有の月経、妊娠、それに関わる疾患を診察する科が婦人科である。

不正出血は女性にしか起きない現象であるため、受診すべき科はまずこの婦人科となる。

多くの場合、妊娠した女性とそのお腹の中の胎児をケアする産科と併設されているが、この両者は似て非なるものである。

婦人科にかかる患者の多くは異常を抱えているが、女性が子を身に宿すのは生物学的にはあたりまえのことであり、病気ではない。

病気の人と、病気ではない人が同じ医師の診察を受ける不可思議な科が産婦人科であると言える。

多くの人にとって婦人科は内科などと違って受診しづらい科(他に肛門科および泌尿器科、精神科などが敷居の高い病院の代表例)のひとつである。

生殖器と言う大変プライベートな部位にまつわる診療科であることも大きな要因だが、若い人の中には待合室に沢山いる妊婦やその付添いの人と目が合うのが大変気まずいから嫌と言う人も少なくない。

そのため、医院の中には「妊娠している人が行く場所」と言うイメージのある産婦人科の呼称を使わず、レディースクリニックと表記するところが少なくない。

他にも完全予約制にする、妊婦健診は外来診療と時間を分けると言った工夫もよくなされている。

内科など普段から懇意にしているホームドクターがいる場合は、まずそちらに相談してみると言う手もある。

かかりつけ医は、患者の普段飲んでいる薬や体質をよく把握しており、婦人科に行くべきかなどをアドバイスしてくれるので頼りになる存在だ。

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