不正出血の対処法

★不正出血と漢方薬

漢方の考え方では、不正出血は体が出血を止める力が無くなることによって起きるとされている。

大まかに分けると、消化器官が冷えて力(気)を失い、それまで抑えていた子宮内膜の剥離を抑えられなくなる不統出血と、感染症や腫瘍性の疾患によって体内に熱(血熱)がこもり、それを逃がすために出血する2パターンが考えられる。

東洋医学では足りないものは補い、余りすぎているのを取ると言う数学にも似た治療法の決定の仕方をするため、眼に見える病巣がない不調にも対応しやすい。

漢方薬は、子宮内膜症子宮筋腫などの器質性の疾患や、冷え、栄養不良などによって起きるホルモンバランスの崩れによる不正出血の治療によく用いられる。

西洋薬よりも効果が出るのに時間がかかること、人によっては味を受け付けられないものがあることや、若干薬価が高くなると言った難点も抱えているが、不正出血のケアと一緒に神経の乱調による肌、体重等美容面のトラブルもケアできると言われており、不正出血を根気よく直したい人に人気のある治療の選択肢である。

漢方薬は医師の処方薬の他、市販の製品、調剤の資格を持った漢方専門の薬剤師の作る薬として入手できる。

漢方薬を購入する際には同じ症状が出ていても、原因はその人によって異なり、誰かに効果のあった薬が他の人にも合うものとは限らないことを了承してほしい。

また、よく漢方薬は副作用がないと言うデマが流れるが、作用が比較的穏やかだと言うだけで、胃腸障害、肝障害(甘草等の長期使用でまれに起る)等の副作用の例も報告されている。

服用の前には自分の飲む薬と体質をよく確認するようにしていただきたい。

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