不正出血

不正出血のキーワード

月経異常とは

月経の様子は女性の身体の健康状態を表すひとつの指標となる。

月経異常と呼ばれるものには、周期の異常、月経の質および量の異常がある。

狭義には、月経自体の異常のことを示す言葉だが、もう少し広い捉え方をすると、月経期周辺に体調や精神状態が悪化する月経前緊張症候群や強い月経痛が出る月経困難症も月経異常の1種とされる。

月経の周期的な異常には、月経が来ない無月経、経血が周期的に排出されるものの排卵を伴わない無排卵月経、月経と月経との間が40日以上開く稀発月経、逆にひと月に何度も月経が来る頻発月経などがある。

また、出血が8日以上たってもおさまらない場合も卵巣もしくは子宮周辺の疾患が疑われるため、婦人科の受診が必要だとされる。

他に、初潮が遅いまたは10歳にも満たずに始まってしまう、もしくはあまりに早く閉経(俗にアガルと言う状態)が訪れてしまうと言った現象も婦人科の医師の助力によって解決すべき異常である。

月経の質および量の異常としては、経血量が多く酷い場合には生理用品では対応できず貧血の原因にもなる経血過多、逆に量が少なすぎて陰部及び周辺の皮膚組織が生理用品でかぶれてしまうことがある経血過少がよく知られている。

これらの異常は周期の異常と同じく婦人科の疾患によって引き起こされることがあるので、生活ができないほど程度が酷い場合はすぐに受診したい。

また、経血から悪臭がする、血塊が混じる、粘度が低く水のようにさらさらしていると言う性状の異常も女性器のトラブルを暗示する変化だと言われている。

不正出血と経血量

どのような要因が切掛けになっているにせよ、不正性器出血によって排出される血液の量は通常の月経時の経血量に比べて少ないかほぼ同じ程度であることが多い。

不正出血であるにも関わらず量が多くたらたらと流れて止まらないと言う場合は、なんらかの原因で血液が凝固(がん疾患によって起きる播種性血管内凝固症候群等)しづらくなっている可能性があると言われている。

出血傾向のある人は他の身体部位の血管も切れやすいため、頭部、心臓周囲の出血を起こさないように急激な血圧上昇や外部からの衝撃に気を配る必要がある。

不正出血と同時に鼻出血が起きた場合は安静を保ち、火急速やかに病院を受診したほうがよいそうだ。

不正出血でなくとも経血の量の異常は、卵巣、卵管、子宮体部、子宮頸部、膣その他の疾患の兆候であることがあると言われている。

月経量には個人差があり、多い少ないが即病気であるとは限らないが、急に増えたり減ったりした場合、もしくは生活が困難になるほど程度が酷い場合は医師の診察を受けて頂きたい。

生理が来るたびに、すわっている椅子の汚れを気にしたり、何度も夜中に起きて生理用品(経血過多の人は夜専門品でも間に合わない。

中にはおむつや防水シーツや代替品のごみ袋を使う人も)を取り替えたり、かぶれを抑えるために保湿クリームやベビーパウダーを大腿部に塗ったりするのは大変なことだ。

起きる回数があまりに多いと寝不足がたたって、また生理不順が起きてしまう原因にもなりかねない。

また、経血量が多い人は鉄欠乏性貧血になりやすいと言われているのでそのケアもきちんとした方がよい。とりあえず婦人科の医師に相談を。

不正出血と経血の色

例え、自分のものであっても経血もしくは帯下の外観や匂いは嫌悪感を人に生じさせるものであり、あまり見たくないものである。

読者の方も手洗いで生理用品を変える際によくみずに丸めてサニタリーボックスに捨ててしまう方が多いのではないだろうか。

しかし、それは不正出血や月経痛のある人(本当は女性すべて)がとる行動としてはあまり正しくない。

経血の色は量(別項参照されたし)子宮内膜症子宮頸がん子宮筋腫、鉄欠乏性貧血、栄養失調等体の異変を知らせる警告アラームでもあるからだ。

子宮は、妊娠と言う来るべき日のために、ふかふかの子宮内膜と言うベッドを周期的に用意するが、それが不必要になって体外に排出されたものが経血の1部である。

「出されるごみは生活状況の証」と言う原則は女性の1人暮らしの部屋ばかりでなく、体にも当てはまる。

色を知覚する能力や経血の粘度は体質によって個人差があるが、一般に血流が滞っている状態(冷え、ストレス、筋腫、内膜症などが原因と考えられる)もしくは全身が脱水状態になっている場合は青みがかって色が濃く、どろっとした経血が出ると言われている。

このような経血が出る状態では、中々血が降りてこないため、強い下腹部の張りと痛みが出ることも多い。

炎症によって熱がある、のぼせると言った状況では鮮やかな赤、栄養失調や貧血がある場合は、淡い赤(茶)の経血が出ると言われている。

漢方では経血の色が薄い人は、血を止める消化器官の力も弱い(ふとう出血)ため、不正出血が長引きやすいと言われているので注意そして頂きたい。

帯下とは

読者の皆様には「こしけ」と言う言葉をいきなり言われてもなんだか分からないと言う人が多いだろう。

しかし「おりもの」ならばすぐさまピンとくるのではないか。

帯下、おりものは女性器を摩擦や細菌感染から守るために分泌される液体の量が1時的に増えることによっておこる現象である。

帯下として出る液体の正体は、子宮内膜とそれにつながる子宮頸管、そして子宮と外界を繋ぐ膣から分泌される液体が混ざり合ったもので、ph値は妊娠可能な時期以外は弱酸性を示す。

帯下の多くは、ホルモンバランスの変化や精神的な興奮等病的でない事由によっておこるものであり、おりものが多いからと言って不衛生、病気と言うわけではない。

ただし、帯下の状態は内性器の粘膜の状態をよく物語るものなので、常に様子を観察(おりものシートを使うとよい)し異臭や塊がないかを確認したい。

よく気になって外陰部を石鹸でごしごし洗ってしまう人がいるようだが、石鹸のアルカリ性は膣やその周辺組織に棲みつく善玉菌、乳酸菌の働きを弱めてしまう上に、摩擦で周辺組織を傷つける恐れがある。

デリケートゾーンはぬるま湯を使って優しく流す程度にとどめ、帯下が多く気になる場合にはビデを使って洗浄するようにしたい。

帯下はその色によって、白帯下、黄帯下、赤帯下の3つに分けられる。赤帯下は殆ど不正出血と同義の言葉で、分泌液の中に血液の色素が混じり、空気に触れることで茶(赤)褐色になるものである。

白くとも固まってボロボロ崩れる帯下が出る場合は感染症の兆候だと言われているので気が付いたら即受診するようにしたい。

不正出血と性感染症

痛みは、肉体もしくは心からの緊急救助要請である。

痛みが引き起こされる原因は、外部からの刺激による神経の圧迫および切断、内部組織の損傷、表皮、及び内部筋肉の痙攣による引き攣り等が挙げられる。

月経痛は、子宮が受精しなかった卵子や使われなかった子宮内膜を経血として体外に捨てるために、収縮を繰りかえすことによって引き起こされる痛みである。

また、完全に処女膜が閉鎖している、膣が細くて経血の通り道が狭い、経血の粘度が高い等の理由で適正に経血が排出されない時には子宮内に血液が溜まり、周辺組織の神経が圧迫されることがある。

月経痛とはいうなれば体がゴミ捨てのために四苦八苦しているサインだと言えよう。

月経痛を軽くするため(別項でも対処法を記載しているので参照されたし)には、子宮の痙攣を和らげるとともに、出来るだけ早く中に溜まった経血を出し切る(手洗いで経血を全部出してしまう経血コントロールと言うヨガもある)手助けをする必要があるそうだ。

月経の痛みの代表格である下腹部に出るしくしくとした痛みは、しばしば不正出血の症状として出ることがある。

不正出血と共に痛みがあり、月経時に立位を取ることができない、鎮痛剤が効かないほどの痛みが出る場合は、
子宮内膜症や重度の腫瘍性疾患(子宮筋腫及びがん性疾患。腫瘍が小さいうちは無痛で気が付かないことが多い。生理の度に熱が出る等おかしいなと思う兆候があったらすぐ病院へ)が関与していることもあるそうだ。

病的であっても、そうでなくとも痛みは体力を消耗させるものなので、適切な処置と対応をするようにしたい。

不正出血と月経痛

痛みは、肉体もしくは心からの緊急救助要請である。

痛みが引き起こされる原因は、外部からの刺激による神経の圧迫および切断、内部組織の損傷、表皮、及び内部筋肉の痙攣による引き攣り等が挙げられる。

月経痛は、子宮が受精しなかった卵子や使われなかった子宮内膜を経血として体外に捨てるために、収縮を繰りかえすことによって引き起こされる痛みである。

また、完全に処女膜が閉鎖している、膣が細くて経血の通り道が狭い、経血の粘度が高い等の理由で適正に経血が排出されない時には子宮内に血液が溜まり、周辺組織の神経が圧迫されることがある。

月経痛とはいうなれば体がゴミ捨てのために四苦八苦しているサインだと言えよう。

月経痛を軽くするため(別項でも対処法を記載しているので参照されたし)には、子宮の痙攣を和らげるとともに、出来るだけ早く中に溜まった経血を出し切る(手洗いで経血を全部出してしまう経血コントロールと言うヨガもある)手助けをする必要があるそうだ。

月経の痛みの代表格である下腹部に出るしくしくとした痛みは、しばしば不正出血の症状として出ることがある。

不正出血と共に痛みがあり、月経時に立位を取ることができない、鎮痛剤が効かないほどの痛みが出る場合は、子宮内膜症や重度の腫瘍性疾患(子宮筋腫及びがん性疾患。

腫瘍が小さいうちは無痛で気が付かないことが多い。

生理の度に熱が出る等おかしいなと思う兆候があったらすぐ病院へ)が関与していることもあるそうだ。

病的であっても、そうでなくとも痛みは体力を消耗させるものなので、適切な処置と対応をするようにしたい。

血の道症とは

近年、漢方薬の理論と西洋薬の理論を組み合わせて開発された薬やサプリメントが薬店、薬局の店頭に並ぶようになった。

漢方と言うと東洋の薬、現在よく使われている薬は西洋のヒポクラテス医学に基づく全くの別物と言うイメージがあるが、アレクサンドロスの東征以来、西洋と東洋は常にまじりあい、その文化を構築してきた。

『後漢書』に見られる哲人皇帝マルクス・アウレリウスの記述や、絹の道、我が国の正倉院宝物殿の遺物、ヘブライ人の末裔と呼ばれる羽田氏(宇野氏の説による)等が東西の活発な交流の証左である。

漢方と西洋薬が融合して生まれた薬の好例が血の道症の治療薬だと言われている。血の道症とは、女性の月経にまつわる不調、特に精神的な症状を表す用語で、更年期特有のイライラ、のぼせ、性欲および気力減退などもその領域に含む概念である。

月経にまつわる精神的な不調は従来、心療内科医などによる抗鬱剤や精神安定剤等対症療法的ともいえる処方薬で治療されてきたが、根本原因は生殖機能が正常に動かなくなったことにあり、西洋医学の心療内科単体ではとても完治に到らせられるものではない。

また、これらは、医学のみならず、社会科学領域のジェンダー論(女は生理の所為でカリカリするなどのステレオタイプ)性行為に深く関わる宗教学(治療のために経口避妊薬を使うことは教規に適うかいなかの論議など)など総合的な見地から解決を図るべき問題である。

因みに東洋医学は元は哲学から派生した学問であり、原因ではなく、現状を解決することに長け「検査をしても何が原因だかよく分からないがとりあえず調子が悪い」ことが多い婦人科の問題にも大変強いと言う特徴を有している。

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