生理不順と月経のメカニズム

★そもそも生理とは - 生理不順と月経のメカニズム

私達は女性の身体に定期的に起る病的ではない出血を慣例として生理と呼んでいる。

しかし、これは正式な呼び方ではない。

生理とは、本来、ごく当然のこと、道理として生体の身体の中で起る反応のことである。

英語ではphysiologyと綴る。

医学的に正しい用語である月経menstruation、女性器からの出血を直接表す語は社会通念上タブーとされる性の要素を想起させるため女性ならば誰にでも起きうることと言う意味で生理を用いるようになったようだ。

ドラッグストアの店頭などでも生理用品、生理用ナプキンと言う名称で売られている月経用品と言う言葉は見ない。

ただし、人口に膾炙した今では、生理と言う語も婉曲的表現にならなくなってきており、生理自体もタブー語になりつつある。

生理用品の製造元や、製薬会社等の中には生理期間中を「憂鬱な」と言う意味を込めてブルーデイと呼んで商品開発やコマーシャル展開をしているところもあるようだ。

言葉ではなく、肉体的な側面から見てみると、生理すなわち月経とは卵胞ホルモンと黄体ホルモンの相互作用によって肥厚になった子宮内の組織が剥離し少量の血液や他の分泌液と共に体外に排出されることだと定義できる。

この排血は女性にしか起らない現象で、月経周期にあわせて女性の体調は周期的に変化する。

近年の研究で男性の体調も女性とよく似た周期で変化することが分かってきたが、体調に影響を及ぼす卵胞ホルモンと黄体ホルモンの総量が女性に比べると少ないため変化も穏やかで本人すら気が付かないことが多いようだ。

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