生理不順と月経のメカニズム

★何故生理が起きるのか - 生理不順と月経のメカニズム

女性が迎える初めての月経を初潮、もしくは初経と言う。

大人になるにつれ腹部にあった精巣が鼠径を伝って徐々に下におり、精子をつくる能力を得る男性とは違い、女性は生まれた時から卵母細胞oocyteと言う卵子のもとを一定数有しており、一生に排卵できる卵子の数が決まっている。

この卵母細胞が分裂し卵子となり、それが十分に成熟すると卵管から子宮内に出る排卵が起こる。

女性の卵巣は卵管で子宮とつながり左右一対あるが、通常、左右どちらか片方だけから排卵される。

この卵子が性交によって男性の精子と出会い受精すると、子宮の内壁に定着し細胞分裂をはじめる。これが着床である。

この着床する部分は子宮内膜と言う三つの層からなる組織に覆われ受精卵にとって快適な環境となるように厚くふかふかにできている。

この卵子専用ゆりかごともいえる子宮内膜は、着床が起きず使われなかった場合、徐々に古くなっていくため一定の期間の後に剥がれ落ち一新される。

ごく標準的な生理の周期は月の満ち欠けとほぼ同じ二八日程度だと言われている。

剥離した子宮内膜を新しく張り直すのが女性ホルモンことエストロゲン、張りなおされた子宮内膜を分厚くし卵が着床しやすいようにするのが黄体ホルモンこと、プロゲステロンである。

プロゲステロンとエストロゲンは子宮内膜を維持する役割を担い、この両者の分泌量が減少すると子宮内膜の剥離が起きる。

月経は一定期間でゆりかごの布団を交換しているようなものだと考えられる。

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