生理不順TOP

★生理不順について、はじめに

生理とは月経を遠回しに表現した言葉である。

月経で生殖器から出血するという現象は女性にしか起らない。

月経の際に排出される経血には使われずに剥離した子宮内膜が含まれる。

子宮内膜とは、子宮の内側にある三層からなる組織であり、受精した卵が着床する「ベッド」の役割を担う。

月経には卵胞ホルモンことエストロゲン、黄体ホルモンことゲスターゲン(プロゲスターゲン)と言うふたつの女性ホルモンが大きく関わっている。

月経の終わりから排卵までかけては、エストロゲンが優勢になり子宮内膜を分厚くする。

排卵が起こるとゲスターゲンが優勢になり、子宮内膜がそれ以上分厚くなるのを防ぎ、かわりに表面を柔らかくし肌理を整える。

エストロゲン、ゲスターゲン共に分泌量が低下すると、子宮内膜がはがれ、血液その他の粘液と混ざって体外に排出される。

この時に剥がれ落ちた内膜を排出するために子宮が強く緊張することによって月経痛が起こると考えられている。

通常、月経には周期性があり、月経の始まりから月経の始まりまでは二十五日から三十八日以内、出血している期間は三から七日以内におさまると言われている。

しかし、生殖器や脳神経の機能が疾患、もしくはストレスや栄養失調になどの要因によって低下している場合はその周期が乱れることがある。

これが生理不順である。

周期の異常には生理があまりにも早く(二日以内)終わりすぎる過短月経、出血がだらだら続く(八日以上)過長月経、前の生理から二十四日以内に生理が来てしまう頻発月経、三十九日以上間が開く稀発月経、月経が全く来ない無月経などがある。

女性の身体は繊細なので、生活環境の変化などによって生理が早く来たり遅れたりすることは誰にでもあることだが、何ヶ月も周期の異常があるときには不妊につながる可能性もあるので婦人科をできるだけ早く受診し、合成ホルモン剤や漢方薬などを使った治療を受ける必要がある。

普段から、基礎体温表をつけるなど自分の月経リズムを把握することが肝要だ。

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