膣トリコモナス症(ちつとりこもなすしょう)
性感染症のひとつで、トリコモナス原虫の感染によって起こります。
感染から数日で泡状で黄緑色の強いにおいをはなつおりものがみられます。
さらに、おりものによる刺激で、腔や外陰部がかゆくなります。
治療は、抗原虫剤フラジールを約10~14日間服用します。
腔の炎症を抑えるために、腔錠を併用することもあります。
内服薬はアルコールと併用すると、めまいや吐き気などの副作用を起こすことがあります。
治療中の飲酒は避けましょう。
腔トリコモナス症は、男性に自覚症状があらわれにくいため、男性が治療に積極的でないケースがあります。
しかし、いくら女性が治療しても、無治療の男性とセックスすればまた感染してしまいます。
かならず、パートナーも一緒に治療しましょう。