婦人科の病気

機能性出血(きのうせいしゅっけつ)

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子宮内膜からの不正出血で、出血原因が妊娠や子宮の疾患を除いたものをいいます。

機能性出血は「排卵性」のものと、「無排卵性」のものに分けられます。

「排卵性」のものは月経血量が多い場合や中間期出血などでみられ、「無排卵性」のものは頻発月経や稀発月経などのかたちをとることが多いようです。

症状は、月経時以外に性器からの出血がみられます。

ただし、月経だと思っていても、いつもより極端に量や期間の異常があるときは、機能性出血の可能性も杏定できません。

原因としては、年齢によって出血が起こる原因は異なります。

初経後の数年間は、無排卵であることが多いので、出血も不規則です。

初経後5年以上経過してから稀発月経が起こるときは、卵巣機能が低下し、無排卵となっていることが多くなります。

また、排卵があっても黄体機能不全のためや排卵日に出血することもあります。

治療は、初経後数年間は無排卵のことがよくあります。

日常生活に支障をきたすほどの出血がない限りは、経過観察でよいでしょう。

それ以外の出血、過多月経・過長月経、卵巣機能不全については、性ホルモン剤の治療や止血剤などで治療の処置がとられます。

最近、10~40代の機能性出血には、治療目的で低用量ピルがよく使われます。

排卵の有無を確認するために、基礎体温表をつけるようにしましょう。

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