無排卵性周期症(むはいらんせいしゅうきしょう)
月経不順でも正常周期でも、排卵が起こらずに出血(破綻出血)することがあります。
とくに、長い間だらだらと出血がっづくような月経は、無排卵のことが多くなります。
このような状態を「無排卵性周期症」と呼んでいます。
基礎体温の計測で、高温期と低温期の体温変動が0 3℃以下なら無排卵の可能性があります。
治療は、
年齢や妊娠希望の有無で治療は異なります。
妊娠をすぐに望む場合は、排卵誘発剤で排卵を促進させますが、未婚で妊娠を望まない場合は、低用量ピルなどのホルモン療法が行われます。
排卵誘発剤は、通常、月経のあった5日目から5日間、1日に1~2錠服用します。