細菌性膣炎(さいきんせいちつえん)
大腸菌、腸球菌やブドウ球菌、溶連菌などの細菌が腔内に繁殖して炎症を起こします。
症状は、黄色、クリーム色、茶褐色でにおいのきついおりものが増え、その刺激で外陰部にかゆみをもたらします。
炎症がひどい場合や、炎症が長期化すると炎症がびらんに発展することがあり、そうなるとセックス時に不正出血を起こすようになります。
治療としては、腔内に抗生剤の腔錠を1週間ほど挿入します。
外陰部に対しては、抗生剤入りの軟膏やステロイド入りの軟膏を用いて治療します。
症状は治まりやすいのですが、再発しやすい腔炎です。