尖圭コンジローマ(せんけいこんじろうま)G
性感染症のひとつで、外陰部、会陰、肛門のまわり、子宮頚部などに先のとがった小さないぽ(腫瘍の一種)ができます。
できたいぼをひっかいたりすると、ウィルスが飛び火してどんどん広がり、カリフラワー状になります。
原因は、ヒトパピローマウイルスの感染により発症します。
治療としては電気凝固、外科的切除、レーザー治療、液体窒素による冷凍療法、抗がん剤軟膏の塗布などがありますが、いぼのできている場所や範囲によって適切な処置がとられます。
自然に治ることもあります。
ヒトパピローマウイルスには100種類以上の遺伝子タイプがあり、なかには子宮顛がんを発生させるタイプもあります。
いぽが発見されたら、がん検査を受けましょう。