婦人科の病気

多のう胞性卵巣(たのうほうせいらんそう)

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未成熟の卵胞が、排卵されないまま卵巣の中にとどまってしまう病気です。

卵巣は一定の周期で排卵をくり返しますが、なんらかの原因で排卵ができなくなると、しだいに卵胞がたまって小さな袋(のう胞)のつまった卵巣になります。

このような状態になると、卵巣をおおっている皮膜が厚く、かたくなり、排卵をうながすホルモンを受けにくくなって、さらに排卵が起こらなくなります。
症状は、
月経がたまにしかこない稀発月経にはじまり、徐々につぎの月経までの間隔が長くなり、無月経に至ることもあります。

原因は、
脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンのバランスがくずれることが原因です。

ホルモンバランスは食生活の乱れや精神的ストレスなどでもくずれることがあります。

治療は、
妊娠を希望する場合には、排卵誘発剤で排卵をうながします。

それ以外では、低用量ピルなどのホルモン剤の服用でホルモンバランスを整えます。

無月経が長くっづくと、子宮内膜に悪影響を与えるだけでなく、不妊の原因にもなります。

子宮体がんにかかるリスクも高くなるので、定期的な月経が3ヵ月以上こない場合は、早めに受診しましよう。

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