
不妊症対策と基礎知識
普段の服装・洋服など
「子供が欲しい」と願っても、なかなか出来ないという方も多いと思います。
欲しいと思っても、出来ないという方の中には、「どうして子供が出来ないのだろう?」と焦っている方もいると思います。
そういった焦りや不安は、ストレスとなり不妊症の原因となってしまう可能性もあります。
まずは、ゆったりとした気持ちで、気軽に行うことの出来る不妊症対策を行っていきましょう。
不妊症には、冷えは大敵。
みなさん、普段から厚着をしていますか。
冷え症の方の場合には、下半身にある生殖器、子宮や卵巣などが冷えてしまっている状態。
下半身が冷えてしまうと、不妊症の原因となってしまうこともあります。
寒い時期にも、素足で過ごしている方。
ミニスカートなど、足を出すことが多い方。
靴下は、あまり履かないという方は、注意が必要となります。
これらに当てはまる方は、まずは普段の服装を見直していきましょう。
冷え症の対策としては、まずは下半身は温かい服装を心がけることが大切。
例えば、靴下の場合には、シルクの5本指靴下を履き、その上に綿の靴下を重ね履きすることがおすすめ。
足からしっかりと温めていくことで、下半身の冷えを防ぐことが出来ますよ。
体が温まる状態というのは、内臓の働きなどもしっかりと行われるようになりますので、こういった服装を心がけていくことで、妊娠しやすい体づくりをすることが出来ますよ。
「子供が、なかなか出来ない」と悩んでいる方は、まずは普段の服装を見直していきましょう。
入浴・お風呂でのコツ
不妊症で悩んでいる方の中には、様々な対策を行っているという方も多いと思います。
不妊治療などを行うことも大切ですが、普段から簡単に行うことの出来る対策を取り入れることも必要ではないでしょうか。
では、簡単に行うことの出来る対策方法のひとつ、入浴についてご紹介しましょう。
今は、「毎日、体を洗っている」という方も多いですが、その中のほとんどの方が、シャワーで済ませていると思います。
シャワーは、簡単に済ますことが出来ますから、確かに忙しい方にとっては楽ですよね。
しかし、妊娠を望んでいる方の場合には、出来るだけ毎日お風呂に入って、入浴をすることが大切。
寒い冬場は当然ですが、暑い時期でも入浴をして、体を温めることが大切となります。
赤ちゃんが出来やすい体というのは、温かい体。
そのため、出来るだけ毎日入浴を行い、体を芯から温めていきましょう。
冷え症の方は、毎日の入浴で改善してくるはずですよ。
入浴の際には、38度から40度前後のお湯での半身浴がおすすめ。
20分から30分は、ゆっくりとお風呂に浸かる様にしましょう。
半身浴は、妊娠しやすい体に導いてくれるだけではなく、毒素の排出効果、リラックス効果もあります。
音楽が好きな方であれば音楽を聞きながら、本が好きな方は読書をしながら、ゆっくりと半身浴を行っていきましょう。
こういった方法であれば、気軽に取り入れることが出来ますよね。
不妊症で悩んでいる方は、今日からでもはじめてみてくださいね。
不妊対策としての運動
「不妊症で悩んでいる」という方の中には、「普段は、全く運動をしない」という方も多いのではないでしょうか。
子供の頃には、毎日の様に体を動かしていても、大人になると意識しなくては、運動はなかなか出来ないもの。
デスクワークの方は、「ほとんど、体を動かさない」
という方も多いと思います。
実は、こういった運動不足も、不妊症の原因となることもあります。
女性の場合には、デスクワークで、「一日中座りっぱなし」という方も多いでしょうし、高いヒールなどを履くことも多いですよね。
こういったことから、骨盤などに影響を与えてしまっている可能性があります。
そうなると、冷え症や生理不順の原因を引き起こしていることも。
また、男性の場合には、EDで悩んでいる方もいると思います。
EDの原因は、腰から下の血流不足といわれています。
そのため、下半身を鍛え、血流の流れを良くし、男性ホルモン分泌を高めていく必要があります。
ご夫婦で不妊症対策を行うためには、二人で一緒にウォーキングなどの運動をはじめてみるのも良いのではないでしょうか。
体を動かすことは、不妊症対策にもつながりますが、ストレス発散、気分転換などの役割なども果たしてくれます。
不妊症で悩んでいる多くの方が、ストレスとなっているでしょうから、上手にご夫婦でストレス発散をしていくことも必要。
コミュニケーションをしっかりと取ることも、二人で不妊症を乗り越えるたけには大切なポイントといえるのではないでしょうか。
不妊に効く食べ物・食事
「不妊症対策をしている」という方の中には、普段の食事も気をつけている方が多いと思います。
食事は、体に大きな影響を及ぼしますから、バランスの取れたものを摂ることは大切といえるでしょう。
添加物の多い食べ物や、食生活の乱れによっては、冷え症の原因となることも。
冷え症となれば、生理痛、生理不順などを引き起こしている方も多いでしょう。
不妊症対策として、食事もしっかりと見直す必要があります。
では、妊娠しやすい体作りをするための、食べ物についてご紹介しましょう。
不妊症対策として食べ物を選ぶ際には、出来るだけ体を冷やす食べ物は選ばないことが大切。
体を温める食べ物は、赤、黄、黒、橙などの色の食材。
例えば、野菜の場合には、ニンジン、かぼちゃ、ふき、にんにく、ごぼう、しそ、れんこん、ニラなど。
果物は、りんご、さくらんぼ、ぶどう、プルーン、乾燥果物など。
飲料としては、番茶やほうじ茶、たんぽぽコーヒーなど。
普段の食べ物は、こういった体を温めてくれる食材を選ぶ様に心がけましょう。
逆に、冷やしてしまう食べ物は、白、青、紫、緑などの食材。
トマト、ほうれんそう、ピーマン、大根、バナナ、みかん、柿などはこれらに当てはまります。
しかし、体を冷やす食材でも、調理法、加工法によっては変わってきます。
まずは、この食材の色を頭に入れて、普段の食事に取り入れていきましょう。
これを知っているだけでも、普段の食事内容が変わってくるはずですよ。
不妊対策とストレス・影響
「不妊症で治療をしている」という方、「もしかして、不妊症かも」と悩んでいる方の多くは、不妊症ということがストレスとなっています。
「どうして、うちだけ子供が出来ないのだろう」「友達の妊娠が喜べない」など、辛い思いをしている方も多いと思います。
中には、「こんなに苦しんでいるのに、どうして周りは分かってくれないのだろう」「このまま、子供は出来ないのではないだろうか?」と思っている方もいると思います。
不妊症の対策としては、こういったストレスを解消することも重要なポイント。
ストレスによって、更に妊娠しにくい状態となってしまいます。
まずは、ゆったりとした気持ちを持ちましょう。
マイナスの思いは、頭の中でぐるぐるとまわっているうちに、心の冷えとなってしまうこともあります。
そんな時は、大きく深呼吸をして、心を落ち着かせましょう。
腹式呼吸を行うと、より深い呼吸が出来、心も落ち着いてきますよ。
気分転換のために、買い物に出かけたり、散歩をしてみるのも良いですよ。
また、「子供出来ないかも」ということは考えず、「子供が出来たら、こんな子に育てたいなぁ」などプラスのイメージを持っていきましょう。
こういったプラスの思いを持つことで、心も温かくなってくるはず。
心が温まれば、体も温まり、赤ちゃんが宿りやすい体へとも導いてくれます。
辛いのは分かりますが、あまり思い込みすぎず、焦らず、ゆっくりとした気持ちで赤ちゃんを待つことも大切ですよ。