不妊症

不妊治療 種類・方法のまとめ

タイミング法

「なかなか子供が出来ない」と、悩んでいるご夫婦もいると思います。

「周りでは、次から次へとみんな子供が出来ているのに、どうしてうちは出来ないのだろう?」と悲しくなってしまいますよね。

しかし、あまり悲観的にならずに、前向きに考えることが大切。

ご夫婦で、ゆっくりと不妊治療を行ってみてはいかがでしょうか。

不妊治療には、段階があります。

まず最初に行われる治療法ともいえるのは、タイミング法というもの。

では、このタイミング法について、ご紹介しましょう。

タイミング法は、女性の排卵時期に合わせて、性交のタイミングを合わせるというもの。

病院に通っている場合には、問診で月経周期や月経の量、月経時の痛み、性交の痛みなどを確認し、基礎体温を元に、何日頃が良いタイミングかなどをアドバイスしてくれます。

このタイミングを合わせるというのは、なかなか難しいもの。

「病院には行かず、まずは基礎体温を元に自分でタイミング法を取り入れよう」という方は、まずは排卵が起こる前に性交を行うことが良いタイミングといえるでしょう。

自分では、なかなか難しいという方は、一度基礎体温表を持ってアドバイスなどを受けてみると良いかもしれませんね。

タイミング法であれば、辛い治療や検査などは必要ありませんから、まずはこういった方法からはじめてみてはいかがでしょうか。

タイミングを知るためには、やはり基礎体温が重要となってきますので、まだ基礎体温を付けていない方は、基礎体温をつけることからはじめてみましょう。

人工授精

「本格的に、不妊治療をしよう」と考えている、ご夫婦もいると思います。

不妊治療は、様々な方法がありますから、どういった方法を取るのか、どこまでの治療を行うのかも、ご夫婦でしっかりと考えて置く必要があるでしょう。

では、不妊治療のひとつ、人工授精について、ご紹介しましょう。

人工授精の治療を受ける場合には、精子無力症、量・濃度・運動率に問題がある場合などに行われる治療となります。

どのように行われるかというと、まずは女性の基礎体温表、超音波検査などを元に、排卵直前のタイミングを調べていきます。

男性は、4日間の禁欲期間を取ることになり、当日、精液を採取することになります。

培養液などで洗浄を行い、濃縮などで調整した上で、良い状態の精子を回収します。

そして、その精子を女性の子宮腔に注射器を用いて、注入をしていくことになります。

注入後、15分から30分程度は、安静な状態を保ち、その後問題がなければ、これで治療は終了となります。

人工授精の場合には、不妊治療の中では自然に近い状態の治療法となっています。

妊娠する確率は、10パーセント前後といわれていますので、それほど確率の高い治療法とはいえないかもしれませんね。

人工授精する方の場合には、5回から6回程度の治療を続け、妊娠している方が多くなります。

しかし、7回程度が人工授精の上限と考えられていますから、体のことなどを考えた上で、治療をどこまで行うか考える必要があるでしょう。

体外受精

「不妊治療をしよう」と考えているご夫婦の中には、「どこまでの治療を行うか」「どこまで、必要なのか」話し合っている方もいると思います。

不妊治療は、心身ともに負担を与える治療ともなりますから、ご夫婦でしっかりと話し合い、支え合い、治療を行う必要があります。

では、不妊治療のひとつ、体外受精についてご紹介しましょう。

体外受精とは、卵子と精子を試験管の中で合わせ、受精をさせた状態で培養を行い、受精卵を胚の状態にしてから、女性の子宮へ戻すという方法。

この方法を行うためには、排卵前に女性の卵子を採取しておく必要がります。

この方法は、「なかなか妊娠しない」という方に、行われる治療方法とはなりますが、この治療法を行う前に、不妊となっている原因をしっかりと検査しておく必要があります。

また、体外受精を行う前に、もっと他の治療方法はないか、検討していく必要もあります。

それは、体外受精という方法は、最終手段と考える必要があるため。

医師と相談しながら、そしてご夫婦でしっかりと話し合いをしながら、体外受精について理解をした上で、治療を行う必要があるでしょう。

何よりも、体外受精は、心身共にかなりの負担がかかる治療法ともなりますし、経済的にも大きな負担がかかることになります。

「子供が欲しい」という方にとっては、どんなことでもチャレンジしてみたいと考えている方が多いと思いますが、ご夫婦でしっかりと話し合った上で治療を行うか決めていきましょう。

生殖補助医療

今は、不妊症で悩んでいるご夫婦の方が増えてきています。

そのため、様々な治療法も行われており、どこまでの治療を行うのか、必要なのか、話し合う必要があります。

「どうしても、子供が欲しい」という方の場合には、「可能性があるのなら、どんな方法でも試したい」と思っていると思いますが、不妊治療は体も心にも負担がかかるものですし、経済的にも大きな負担がかかってしまいます。

また、ご夫婦が同じ思いでなければ、治療を行うことも難しくなりますので、しっかりと話し合い、コミュニケーションを取っておく必要があるでしょう。

不妊治療の方法として、生殖補助医療というものがあります。

体外受精なども、この生殖補助医療に当たりますが、その他にも方法があります。

例えば、AIHという方法。こちらは、子宮頸管に異常がある場合に行われる治療方法となりますが、細いチューブを用いて、男性の精子を女性の子宮に入れていく方法となります。

また、ギフト法は、体外受精同様に卵子と精子を取り出し、それを混ぜた状態で卵管内に戻すという方法。

更に、顕微受精は、男性の精子に異常がある場合に行われる治療法。

ギフト法同様に、精子と卵子を卵管内に戻す方法となりますが、顕微鏡を用いて、人工的に卵子の中に精子を入れた状態にさせます。

このように、不妊治療には不妊となっているそれぞれの原因に合わせた治療方法が行われることになります。

どれも、精神的、肉体的にストレスを伴うものとなりますから、治療方法をしっかりと把握した上で、行うか検討する必要があるでしょう。

治療費について

「不妊治療をはじめたい」と考えている方も多いと思いますが、そんな方の中には、「どのくらいの費用がかかるのだろう?」と不安に感じている方もいると思います。

不妊治療というと、「かなりの費用がかかる」と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

では、不妊治療ではどのくらいの費用が必要となるのか、ご紹介しましょう。

不妊治療といっても、様々な治療方法がありますので、それぞれ異なってきます。

まず、最初の治療方法としては、タイミング法が行われることになると思います。

タイミング法の場合には、初歩的な治療ともいえますので健康保険の適用範囲となりますので、1回の診察費用として3,000円程度となります。

人工授精の場合には、基本的に自費診療となり、病院によっても異なりますが、1万円から3万円程度となっています。

更に、生殖補助医療などの治療を行う際には、更に負担が大きくなるでしょう。

IVFという治療の場合には、1回約30万円程度。

また、ICSIの場合には、50万円程度の費用がかかることになります。

「どうしても子供が欲しい」という方は、「この費用がかかっても、チャレンジしてみたい」と思われると思いますが、こういった高額な治療を行ったからといって、妊娠するとは限りません。

これらの妊娠の成功率は、2割から3割程度となっていますので、これらの成功率なども理解した上で、どこまでの治療を行うか話し合う必要があるでしょう。

現在では、各自治体で助成金制度などを設けていますので、これから治療を受けようと考えている方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。

漢方薬

不妊治療というと、「病院に通って、辛い治療をする」というイメージを持っている方も多いと思います。

体に負担のある不妊治療は、やはり「受けようか、迷ってしまう」という方も多いでしょう。しかし、今では漢方薬が見直されているんですよ。

漢方薬であれば、痛みを伴うこともありませんし、高額な費用もかかりませんから、気軽に不妊治療をはじめられるのではないでしょうか。

そもそも、漢方とは自然の製薬を調合して作られている物。

自然のものといえば、安心感もありますよね。

漢方薬では、不妊症の原因となっているものを、改善していこうという方法。

それぞれ、不妊症で悩んでいる方には原因があると思います。

例えば、
肝臓が弱い方、
腎臓が弱い方、
血液の流れが悪くなっている方、
消化機能が弱くなっている方、
などそれぞれの原因に合わせた漢方薬を用いて、不妊治療を行っていきます。

漢方薬というと、「粉薬は飲めない」という方、「苦くて、飲みにくい」という方もいると思いますが、今では錠剤タイプやドリンクタイプなど様々なタイプもありますので、飲みやすくなってきていますよ。

不妊症で悩んでいる方で、「本格的な不妊治療は、経済的にも厳しい」という方、「体への負担が怖い」という方は、まずは漢方薬を用いて、不妊症の原因となっている部分を改善していきませんか。

自然の力で治療を行っていくため、赤ちゃんが出来た時にも影響はありませんから、安心して取り入れることが出来ますよ。

鍼灸

「子供が欲しいけれど、なかなか出来ない」という方の中には、「本格的な不妊治療は、まだ抵抗がある」という方もいると思います。

本格的に不妊治療を行うとなれば、ある程度の時間、費用はかかることにありますから、ご夫婦でしっかりと話し合った上で始める必要があります。

不妊治療を本格的に始める前に、もっと気軽に行える不妊治療を行ってみてはいかがでしょうか。

実は、今は鍼灸での治療が見直されているんですよ。

鍼灸では、私たちが本来持ち合せている、自己治癒力を高めてくれる効果があります。

自己治癒力を高めていくことで、治療を行っていくことになりますから、体への負担も少なくなります。

鍼灸では、肩こりや腰痛だけではなく、内臓疾患などの治療を行うことも出来るんですよ。

細い針、お灸などを用いて、ツボを刺激することで、正常な状態へと改善していきます。

不妊症の治療の場合には、体のゆがみや冷えなどを改善していきます。

女性の場合には、冷え症という方も多いでしょうし、骨盤のゆがみを感じている方も多いでしょうから、鍼灸で改善してみませんか。

男性の場合には、最近では骨盤が下がった状態の方が増えてきているといいます。

ご夫婦で、鍼灸で治療をし、体のバランスを整えていくというのも、良いのではないでしょうか。

「不妊治療をしたいけれど、まだ本格的には…」と考えているご夫婦の方は、鍼灸に一度相談に行ってみてはいかがでしょうか。

自分でも気づいていない、体のゆがみなどが見つかるかもしれませんよ。

-不妊症