排卵

排卵と不妊治療

不妊治療とは

妊娠しにくい女性が増えて、不妊治療を行っている人が多くなっていますが、不妊治療の基本的な考え方は、「体の悪いところを治す」というものではなく、妊娠の障害になっているものを取り除くという考えで進められています。

例えば、妊娠をしにくくしている要因を治療で取り除くとか、妊娠する確率を上げるための治療とか、妊娠への段階をバイパスさせるなどの方法で行われます。

不妊の原因が排卵しにくいのであれば「排卵誘発剤」使って排卵を促進する治療が行われます。

黄体ホルモンが不足して排卵が行われない場合には黄体ホルモンを補充します。

そして、妊娠の確立を高めるために、精子と卵子が出会いやすくする治療法が行われます。

その治療法には、超音波検査やホルモン検査の他、排卵日を知ることで妊娠する確率が高まりますから、基礎体温をつけて排卵日を知る指導とか、病院で排卵期を検査する方法も行われます。

体の機能的に何らかの障害があって卵子が育たないので妊娠できない場合は、体外受精とか、人工授精が行われます。

卵管がうまく機能していない時は体外受精という方法が取られますし、精子と卵子が受精しない場合には顕微鏡受精が行われます。

このように、妊娠できない理由にはたくさんの原因があり、それに即した不妊治療が行われますが、不妊治療を受けたからといって必ずしも妊娠するとは限りません。

しかし、不妊手術を受けたことで赤ちゃんを授かっているカップルが多いことを考えれば、諦めずに不妊治療を受けることをお勧めします。

女性にとって負担の大きい治療ですが、頑張ってください。

不妊治療はいつから始める

妊娠しにくい女性が増えて、不妊治療を受ける人が急増しています。

昔は妊娠できないという人は本当に僅かで、子供のいない夫婦はあまりいませんでした。

それと、結婚して2、3年が過ぎて赤ちゃんが出来なくても、それほど心配していませんでした。

2、3年で出来なければ5年目で出来るとか、あるいは7年目でできるとか、根拠はなくてもまことしやかに言われて、そんなものかと納得していました。

現在は結婚して2年で不妊と診断されて治療を始めています。

昔の人間とすれば「2年で不妊と診断するのは早過ぎ!」と驚いたものですが、
しかし、結婚する年齢がすでに年齢が高くなっていることが多いこともあり、早めに不妊治療を受けた方が良さそうです。

妊娠する時点で両親ともに若い元気な時の子供の方が優秀な子どもが生まれる確率が高いとも言われました。

そして優秀なプロ野球選手が生まれたときの両親の年齢が並べられた週刊誌もありました。

たしかにその時に親の年齢が20前後という、とても若い年齢ばかりでした。

もう、30年も前のことになりましたが、このような事実もありました。

現在の不妊治療は、治すというよりも補助をして助けるという意味合いで行われていると言います。

不妊治療は、人工授精とか体外受精などをすぐに連想してしまいますが、
妊娠しなくて悩んでいるときに、医療の力を借りて妊娠するという感じで行われているようです。

「もしかして自分は不妊?」と悩んでいるよりも、検査だけでも受けてみることをお勧めします。

不妊治療の病院選び

不妊治療を受けたいと思う時、どこの病院へ行ったらいいのか迷います。

近所に選ぶほど病院がない場合もありますし、仕事を続けながら病院通い世となるとそれほど選んでいる余裕はない場合もあります。

今は共働きが多く子供がいても共働きをするぐらいですから、子供ができるまでは仕事を続ける人が多いので、仕事との両立もネックになる場合もあります。

まだ完全に不妊かどうかわからない、でも、検査だけでも受けてみたい場合は近くの通いやすい産婦人科を受診して、そのうえで高度な不妊治療が必要だったら、不妊専門クリニックや不妊外来の専門の科がある病院に変えることをお勧めします。

やはり専門の機関の方が、医療技術も優れているといえます。

また、不妊治療といっても今は様々な病院やクリニックがあり迷うと思います。

大まかに分けて
【大学病院や総合病院】
【産婦人科や個人病院】
【不妊専門クリニック】などに分かれます。

大学病院では産科があれば妊娠後も引き続き通えます。

そして、持病のある方やお産に心配なことがある方は総合病院の方が他の科と連携が取れて安心でしょう。

医療設備が充実しているのもいいですね。

ただ、担当医が時々変わったりすることもあるようですし、診察時間が限られていて通いにくいというデメリットもあります。

産婦人科や個人医院は、産科があれば引き続き通えますし、自宅の近くなら見つけやすいし、通うに近くて便利です。

もちろん担当医はいつも同じ先生です。

ただ、不妊治療に詳しい医師がいないかもしれませんし、体外受精などの高度な技術はできない場合が多いです。

不妊専門クリニックは、不妊治療が専門だけに治療水準もそれなりに期待できると言いますし、体外受精もうけられるとか。

カウンセラーがいるところが多く相談しやすいとか、夜間診療や長時間の診察時間など、クリニックならでは良さがあるのですが、都市部に集中しているため通うのに不便という問題もあります。

どのくらい妊娠しなければ不妊

現代は結婚して2年妊娠しなければ「不妊」と診断されると聞いたとき、私のような年配の者は心底驚きました。

「不妊治療の患者を増やして、婦人科医が自分が儲けたいからじゃないの???」とまで思ったものです。^^;

そんな、2年ぐらいで「不妊」とされては可哀そうと思ったものですが、現代はコウノトリのご機嫌を待っていたのでは、益々妊娠しにくくなっていくようです。

日本では結婚してから2年としていますが、外国では1年たつと不妊としている国も多いようです。

結婚する年齢が高くなっている今、何年たったからというように考えない方がいいようです。

結婚して子供が欲しいと思ったすぐにでも行動を起こすべきという人もいます。

婦人科へ行ってもいきなり排卵誘発剤などの薬を使用するのではなく、排卵期を割り出して妊娠しやすいタイミングをつかんで妊娠できるようにするなどの不妊治療を進めてくれます。

不妊治療に入る前にカップルで行えることがたくさんあり、それらも指導してくれますので、カップルで相談して早めに病院へ行くのもアリだと言えます。

そして、子宮後屈は不妊に関係あるのか?とか、喫煙は不妊に関係があるかなど心配なことも相談できます。

もっとも、喫煙はやめるべきといえます。

ちなみに、「妊娠」と判定する時期も昔とは違ってきています。

昔は、尿検査での陽性反応をもって「妊娠」と判定したのが、
現在では、超音波検査で「胎嚢」を確認し、「妊娠」と判定するようになっています。

避妊を続けていると妊娠しにくくなる

昔は避妊を続けていると、妊娠しにくくなると言われていました。

結婚してしばらく夫婦だけの生活を楽しみたいとか、女性がもう少し仕事を続けたいからなどという理由で避妊をしていたら、いざ子供が欲しいと思ったとき、そんなに都合よく妊娠できるものではないなんて言われていました。

避妊がどの程度妊娠しにくくなるか、あまり根拠がないようですが、ただ、ゴムの避妊具と違ってピルなどは不妊に関係があると言われています。

避妊手術をした場合は妊娠出来なくなる可能性が大きいことは言われていました。

避妊手術をして、最初は元に戻せるのですが、長い時間がたつと手術部分が結合してしまい、元に戻せなくなりますから、妊娠できなくなるようです。

それと、結婚する前の避妊なら、手術をして具合が悪くても無理をして仕事に行くという状況も出てきます。

その無理が体を壊して妊娠できない体にしてしまうことはあります。

妊娠はストレスが大きくても妊娠しにくくなります。

長い間妊娠できないことにストレスを感じていた女性が、辛くなって諦めたらその途端妊娠したという話もあります。

ストレスの力の大きさを痛感します。

出産はできるだけ早い年齢がお勧めです。年を取ればとるほどリスクは高まりますし、子育てはかなり体力を必要とします。

高齢出産ゆえの苦労もたくさんあります。若いうちは収入が少なくて経済的なことも考えて、子作りを遅くするカップルもありますが、少々大変でも早く子供を持つことをお勧めします。

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