
更年期 症状現れ方
肩こりしやすくなる
経験した人でないとわかっていただけないと思いますが、 更年期 症状はつらいものがあります。
その後年期 症状、いわゆる更年期障害ですが、人によって現れ方も重さも違います。
どうしても、その人の弱い部分に表れるのでしょうね。
更年期障害の表れ方の一つに「肩こりがしやすくなる」というのがあります。
肩こりの原因が原因だけにこの場合の肩こりの解消はなかなか難しいものがあります。
通常、肩こり原因には、悪い姿勢を長時間続けたとか、悪い姿勢になりやすい生活環境とか、精神的な緊張からくるストレスが挙げられますが、更年期障害からくる肩こりは上記のような状況を改善するというわけにはいきません。
ある年齢に達して、閉経してエストロゲンの分泌が低下して卵巣の働きが低下したことからくるものですし、老齢期にさしかかり、体自体が変化する過渡期にあたるのが更年期で肩こりとなって表れます。
また更年期を迎える時期には、精神的にもバランスが崩れて不安定になりやすい持期です。
この時期には少しでも更年期の辛さを少なくするために、積極的に体を動かしてください。
そして、精神的なものも大きいので、ストレス解消に努めることをお勧めします。
また、この年代は骨の老化が目立ってきて骨粗しょう症が表れてくる年代でもあります。
骨粗しょう症はカルシウムが不足して骨がスカスカになる病気です。
このことも肩こりの原因を招きます。
女性ホルモンの分泌が低下すると、カルシウムの沈着が悪くなります。
カルシウムは急に補給しても間に合わない成分なので、常日頃から牛乳や小魚を摂りカルシウム不足にならないようにすることが大切です。
更年期障害が出てから急いでカルシウムを食べ物から摂っても間に合わないので、カルシウムの入った健康食品やサプリメントで補給することをお勧めします。
健康食品やサプリメントは体に吸収しやすく作られていますから、カルシウムを簡単に補給するには向いています。
疲れやすくなる
人によって様々な症状となってでるので、対処法にこまるのが更年期 症状です。
そのなかに言いようのない疲れとか、疲れるほど仕事をした覚えがないのに無性に疲れるという症状で表れる人もいます。
卵巣機能の低下で女性ホルモンの分泌量が減り、体全体にどこそこ症状が出てきてしまうので、避けようのない面もありますが、
若いころ無理なダイエットで体をこわしたことがあるとか、不規則な生活やバランスの悪い食事になので影響で、更年期障害を重くしてしまうこともあります。
そのような事から考えれば、昔の人が「産後無理をすると更年期が重くなる」と言われたことは当たっていたのだと思います。
また、ホルモンバランスが乱れは環境によっても悪化させてしまいますから、せめて心の平安を保てるように努めることをお勧めします。
それには気分転換をすることがささやかとはいえ効果がありますので試してみてください。
それには軽いウォーキングなどの適度な運動が心をリラックスさせますし、家族と会話をしたり、気の合った友達と過ごしたりと積極的に気分転換を図ってください。
治療法としては、更年期障害が原因での疲れやすい症状だとしたら、他にもいくつか症状があると思います。
どのような健康食品を摂ったらいいのかわからなかったら昔からある実母散もお勧めです。
今のように更年期障害の良い健康食品やサプリメントがない時代は、多くの女性が漢方薬の実母散を飲んでいました。
漢方薬なので副作用はありませんし、熱いお湯で飲むのですが臭いがちょっと気になりますが、体がポカポカと暖まり元気になったような気がしたものです。
更年期障害でどんな健康薬品やサプリメントを飲んだらいいのか迷ったときは実母散を飲んでみることをお勧めします。
頭痛がおこる
エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌量が減ってしまうことから起こる更年期 症状では、頭痛に悩む女性も多いです。
統計では更年期障害が出た人の7割の人が頭痛の症状も出て苦しんだ経験があるといいます。
多くは頭痛とともにのぼせ感やイライラ感が一緒に起こるようなのですが、
頭痛がつらくて困るときは、頭痛専門薬よりも、更年期に効果のある健康食品やサプリメントを利用したほうが良いといいます。
なぜなら頭痛の元となっている原因が更年期障害からきているのですが、更年期障害を軽くする健康食品やサプリメンの方が効果があるからです。
頭痛が酷くて、そして病院を受診すると、検査で異常がないとわかったら、更年期症状のための治療が行われます。
治療の方法は漢方療法の時もあれば、鎮痛剤での治療が行われる時もあります。
いずれにしても更年期の症状が重いときは我慢をせずに病院で受診したほうが軽くてすみます。
万が一他の重大な病気が原因だったのに、更年期だろうと思っていて受診が遅れるなんていうことも防げます。
更年期障害で頭痛で悩まされても病院へ行くほどではない時には、漢方薬他サプリメントがお勧めなのですが、グルコサミンを飲んでいた知人もいます。
テレビデ紹介していたからと言う理由で飲み始めたそうなのですが、だいぶ軽くなったのでやはり飲んで良かったとそれいらい続けて飲んでいるそうです。
更年期の症状は閉経の前後5年間、合計10年間もの長い間続くと言われています。
賢く対処してつらい更年期障害を乗り切ることをお勧めします。
のぼせ・ほてり・急な汗など
顔がのぼせたり火照ったり、急に汗が吹き出すなどの症状も更年期 症状として多くの女性が経験しています。
私はほとんど更年期を経験することなく過ぎてしまったのですが、私の周りの人はほとんどの人が、のぼせ・ほてり・急な汗などを経験しています。
カーッと体が熱くなると言った人もいましたね。
これらは、苦しいとかの症状ではないので時期が過ぎるのを待っているようです。
ただ、これらも、これら以外の更年期障害の症状も、原因が更年期障害が原因と、はっきり特定できないというのもまた、更年期障害の特徴です。
なので、一概に更年期障害と言えないので、病院で受診してもしばらく様子を見ましょうということもよくあるそうです。
更年期障害で受診する患者さんのおよその1/3に精神疾患を合併しているそうです。
その半数がうつ病といわれていて、のぼせ・ほてり・急な汗なども精神的疾患の部類にはいるのだそうです。
更年期障害と精神的疾患との関係は、エストロゲンの内分泌の減少で、視床下部の神経の働きに影響してくるからです。
血管運動神経性症状が、*のぼせやほてり、異常な汗他冷えや動悸、息切れという症状で出ます。
運動器官の障害が、肩凝や関節の痛み、腰痛などとなって表れます。
そして精神症状としてうつや不安感や意欲の低下、睡眠障害などとなってでます。
ただ困るのは、症状が極端に重くなくても居眠りやあくびが多くて、職場での勤務中に困ったという人もいました。
そのため婦人科を受診したのですが、ホルモン療法は副作用もあるということで、ホルモン療法は行わず漢方による治療を続けたそうです。
たとえ症状自体は重くなくても仕事に影響して困るなど、とかく厄介なのが更年期障害です。
腹痛・腰痛がおこる
つらい更年期の障害ですが、更年期 症状には腹痛や腰痛がおこるひともいます。
更年期は頭とお腹に出やすいのですが、症状が重くて婦人科の病院へ行くと血液検査をします。
検査は簡単ですが、結果がわかるのはかなり遅く1カ月近くかかるそうです。
この検査はホルモンの数値を図る検査なのですが、知り合いの人がこの検査を受けてエストロゲンの数値が低いので更年期ということで治療を始めたそうです。
治療法は漢方薬での治療やピルでの治療がありますが、知人の場合はホルモンパッチというシールを子宮の周りに貼ったそうです。
この方法ならホルモン療法の副作用が心配ないので良いそうです。
1つのシールを2日間貼り付けてそして貼りかえるのですが、貼ったままでおふろにも入れるし困りません。
2か月分ほどそのホツモンパッチのシールを出してもらって、そのシールが効いたようで腹痛で悩まずにすんだといいます。
自分の過去の経験からホルモン療法は怖いという思い込みがあったので、それを聞いて私も眼からうろこでした。
健康食品やサプリメントも嫌っていた私ですが、今の医療はどんどん進んでいるので、過去の経験にとらわれていてはダメなようです。
更年期障害は体の色々なところ出ます。そして、症状もたくさんありすぎて果たして更年期障害からきているものかどうかも迷う時もあります。
そんな時は一人で悩まずに、症状が重かったら病院を受診したり、健康食品やサプリメントを上手く利用して、辛い更年期症状を少しでも軽くして乗り越えることをお勧めします。
不眠症状を訴える
閉経の時には、エストロゲンの分泌が減少します。
このホルモンは神経系統にも影響を与えるので、更年期 症状の現れ方として、精神的に不安定になったり、不眠症になる人もいます。
精神的に不安定になった人には、個人的には実母散がお勧めです。
昔からある漢方薬で母も愛用していましたし、私は更年期障害こそなかったのですが産後の体調がすぐれなかったときに実母散を飲みました。
飲むと体全体が暖まり心まで暖まったものでした。
その時は実母散のニオイも気になりませんでした。
子供のころ、母がヒステリーを起こしていると父が「実母散飲め!」と怒っていたので、実母散の箱に書いてある効能書きにも「ヒステリー」と書いてありました。
なので、自分が叱られる時も「お母さん、実母散飲んで」^^;と言っていました。
漢方薬なので副作用がありませんし昔から言われる「血の道」と言われる女性特有の病気に効果のある薬なので、更年期障害のときはお勧めです。
お茶代わりに飲んでもいいですし、不眠症になったら夜寝る前に飲むことをお勧めします。
温かいので飲みますから夜中にトイレに起きることもほとんどありません。
精神的にも不安定になる更年期 症状には、不眠症の他に、塞ぎこむことが多くなったり、気持ちがマイナス思考になったり、身体の不調子が続いたり、倦怠感が続いたりします。
動悸がしたり、油汗が出たりするのも更年期症状の特徴です。
病院嫌いで頑固に病院へ行かない人もいますが、つらい更年期を少しでも楽にするように病院や健康食品とかサプリメントは上手に利用したほうが良いようです。
動悸や息切れめまいがおこる
数かぎりない症状となって現れるのが、更年期 症状の現れ方です。
個人差も大きく、果たして更年期障害によるものか、外の病気が原因できているものなのか迷う時も多くあります。
また、たんなる疲れだろうと思っているうちに、更年期とは思わずに過ぎてしまうひともいますが、重い場合はやはり早く病院を受診して症状を軽くして少しでも快適な日常を送ることをお勧めします。
更年期障害で、動悸や息切れめまいがおこったときは、病院のどの科を受診したらいいのか迷う時があります。
これらの症状だけでなく更年期 障害全般に言えることですが、受診する科は症状により「精神科」「婦人科」「循環器科」を、自分の症状をみながら選んでください。
更年期障害といっても軽くみないでください。更年期障害で亡くなる人もいますし、10年以上も苦しんだ歌手の方もいます。
一口に10年といっても苦しみながらの10年はあまりにも長いですしもったいなないです。
近年は鬱病の患者さんが急増していますが、更年期障害が原因で鬱になり、自殺した方の話も聞きました。
動悸や息切れめまいなどは神経系統からきているものですし、本人が病院に行くのを嫌がったら、最悪の結果にならないように家族が無理にでも病院へ連れて行くことをお勧めします。
どうでも嫌がるようならご主人か誰かが付き添って薬局へ行き、薬剤師さんに相談するのも一つの方法です。
他人、しかも薬剤師さんのことばなら素直に聞いてくれるかもしれません。
更年期障害には、時には家族の協力も必要なようです。
精神的に不安定になる
更年期 症状の現れ方には「精神的に不安定になる」ということがありますが、身体的に現れる症状と違って、はっきりわからないだけに厄介です。
そして、更年期ウツ病の患者さんも年々増加の一途だと言われています。
昔の人に比べて現代の人の方がメンタル面で弱くなっている傾向もありますし、
ストレス社会といわれる社会だけでは、更年期障害で精神的に不安定になっている人が、更年期ウツ病になってしまうのも無理がありません。
いつ何がきっかけでウツという病気に陥ってしまうかわからない危険性があります。
そのため、自分が精神的に不安定になっているのは、更年期障害のためのものなのか、チエックする必要があります。
自分が更年期になっているかどうかのチエックには、次の事に注意をしてみてください。
まず、更年期障害として出る症状に、顔がほてるということがあります。
ホットフラッシュと呼ばれていますが、更年期の特徴的な症状です。
他の症状は出なくても、更年期によく顔がほてったという人は多いです。
そして、汗をかきやすくなるのですが、この汗も運動したからなどの理由もなく突然体が熱くなったり、汗が吹き出します。
腰や手足が冷えやすくなる人もいますし、息切れや動悸がするようになり、更年期の症状とは思わずに他の病気を疑う人もいます。
寝つきがわるくなったり、怒りっぽくなったり、くよくよしたり精神的に落ち込みがちになります。
また、疲れやすくなったり、肩こりしやすくなったり、手足に痛みが出る人もいます。
もし、上記の事がいくつか重なったら、更年期少々から精神的に不安定になっていることが考えられますから、受診して早めの対策をお勧めします。