頻尿 – 症状から病気を探す
考えられる病気
・子宮筋腫
・膀胱炎
・膀胱瘤
1日10回以上の排尿は「頻尿」
1日にトイレに行く回数は、4~6回がふつうだといわれています。
また就寝中は、若いときは1度もなく、高齢になってから1~2回起きるのが一般的です。
頻尿は、排尿の後、しばらくたつとまた尿意を感じて排尿する、つまり排尿回数が多くなることをいいます。
1日に10回以上トイレに行くようなら、頻尿といってもいいでしょう。
トイレが近くなる原因
突然の頻尿は、膀胱炎が原因である場合がほとんどです。
膀胱の粘膜が炎症を起こしているために、その部分が敏感になり、少ししか尿がたまっていないのに尿意を感じます。
トイレに行くと排尿時に痛みがあり、尿がにごっています。
排尿後も、尿が残っているように感じて不快になります。
そのほか、急に冷えたり緊張が続いたりする場合も、自律神経の働きによって、トイレに行きたくなります。
若い女性に多いのが、心因性の頻尿。
トイレに行けない状況になると、急にトイレに行きたくなります。
行っても、尿量が少ないのが特徴です。
また、妊娠したり、子宮筋腫が大きくなると、子宮が膀胱を圧迫するため頻尿になります