頭痛 – 症状から病気を探す
考えられる病気
・かぜ
・更年期障害
・貧血
・片頭痛
・うつ
・脳腫瘍
頭痛にはいくつかの種類がある
頭痛は、誰もが経験したことのある、つらい症状のひとつです。
大きな病気が原因である場合もありますが、かぜや睡眠不足、過労など、原因はさまざまです。
また、頭痛にはいくつかの種類があります。
かぜが原因の頭痛を除くと、頭痛全体の約50%を占めるのが、緊張型頭痛。
肩や首筋のこりが原因で起こり、頭全体が締め付けられるような重苦しい痛みがあります。
次に多いのが片頭痛で、脈拍に合わせてズキンズキンと痛みます。
これが頭痛全体の30%を占めます。
つまり緊張型頭痛と片頭痛で、頭痛の80%近くを占めることになります。
ですから、たいていの頭痛は、一次的なもので心配いりません。
ただし、頭痛は大きな病気の症状のひとつかもしれないことだけは、覚えておきましょう。
頭の痛み方によって病気もちがう
ひとくちに頭痛といっても、その痛み方はたくさんあります。
その痛み方によって、考えられる病気も変わってきます。
急に激痛に襲われたり、これまでに経験したことのないような痛みの場合は、脳出血やくも膜下出血、脳梗塞などが疑われます。
からだにしびれを感じるようなら、すぐに病院へ行きましょう。
痛みをなくすためには
頭痛がひどいようなら、市販の頭痛薬を飲んで痛みを鎮めます。
痛みが始まったら、早めに飲むのがポイントです。
痛みが定期的にくるようなら、その数日前から薬を飲むようにすれば、早めに痛みがおさえられるので、つらい症状に悩まされることはありません。
また、頭痛の原因がストレスの場合は、原因をできるだけ緩和することも必要です。