女性の病気Q&A

偏頭痛は月経前後、排卵期に多い?

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ハイ。体温低下に伴い冷えで偏頭痛が多くみられます。

西洋医学では、片頭痛の原因にはいろいろな説があります。

有力視されているのは「三叉神経血管説」。

何らかのきっかけで頭の血管の周りにある「三叉神経」が刺激され、脳血管を拡張する痛み物質が出ることによって、頭痛が引き起こされるという説で、結局は解明されていません。

漢方では、「偏」頭痛と書き、「水」「冷え」が原因で起こる水毒の症状の一つと考えます。

実際に、冷え性の女性に偏頭痛が多くみられます。

月経前になると、体がむくんできたり、便秘になったりするのを自覚する人は多いと思いますが、月経前、月経中、排卵の時期は体温が徐々に下がってくるため、代謝が下がり排泄が悪くなります。

体温が1℃下がると代謝は約12%下がりますから、排卵後の体が温かいときに比べて、水が体に溜まりやすくなります。

余分な水分が血液中に多くなり、頭の中の血管が拡張して偏頭痛を起こすのです。

例えば月経周期が28日の場合、月経開始の日から排卵日までの14日間を「低温期」、排卵後体温が上昇して次の月経までの14日間を「高温期」といいます。

排卵日あたりもガクッと体温が下がりますが、排卵の前後で二相性になる体温が正常だと言われています(排卵・月経が規則正しくあっても、完全に二相性にならない人や、体温の上昇・下降がタラタラとしている人もいます)。

偏頭痛を治すには、水分を摂ることよりも出すことを意識して、日頃から体を動かすようにしましょう。

また、お風呂・サウナ・岩盤浴などで汗を出したり、体を温めながらも利尿作用のある生姜紅茶で水分補給をしたり、腹巻きを常にする生活を心がけること。

漢方薬では当帰芍薬散、苓柱朮甘湯、呉茱萸湯がオススメです。漢方の詳しい先生に処方していただくとよいでしょう。

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